デジタルマーケティングの専門性の高さと、顧客を大切にする社風が転職の決め手

2022年11月08日  |  Yoshimi Suzuki

中途入社6年目 データコンサルティング部 GMPコンサルタント 鈴木さん

中途入社6年目の鈴木さんは、Webマーケティング会社での経験を経て、現在は(以下、eA)でGMPコンサルタントとして活躍しています。産・育休を経験し、仕事の変化や向き合い方などお聞きしました。

Webに関わる仕事がしたい、という思いに立ち返った


――eAに入社する前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、当時アルバイトをしていた飲食系サービスの仕事を続けていました。元々高校生の頃からWebには興味があって、大学在学中にWeb系専門学校とダブルスクールをしていたんです。飲食のお仕事をやりながら、やはりWeb系の仕事がしたいと思い、人材系サービス企業のマーケティング部門に転職しました。

そこでWeb担当者としてサイトの制作や運用をはじめ、メルマガなどの集客効果測定やサイトリニューアルを担当させて頂き、その後、当時お世話になっていた方のお声掛けでマーケティングコンサルティングのお仕事に移りました。そこでは顧客分析や市場調査などのマーケティング戦略から調査・リサーチといった、Web施策ありきではなくマーケティング全般に領域を広げて知見を深めることができました。

Web施策に落とし込む前の戦略作りから事業に携わることは新鮮だったものの、Web業界の動きも速いためこれまでの知識や知見が古びてしまう危機感を感じるようになりました。

「デジタルマーケティングに軸足を置いた業務に携わりたい」という思いに立ち返り、マーケティング全般に関わった経験を活かしてデジタルマーケティング中心の会社を探すことにしました。その時、転職エージェントさんに紹介して頂いたのがeAでした。

――eA入社の決め手になったポイントはどのようなところですか?

Webマーケティングの中でも、データ分析やA/Bテストツールを活用したサイト改善などに通じるデータ活用に興味がありました。

選考を通じて、eAの業務はGA(Google Analytics)を扱うだけでなく、レポートからの分析・改善の色が強いことを知りました。サイト分析・改善から顧客のビジネス課題解決という結果を出していくことは私のやりたいことと近く、専門性を深めていくことができると思いました。

――面接で印象に残っていることはありますか?

面接官の方は当時の部門長や副部長の方で、やや緊張感がありました(笑)ですが、お話しているうちに、業務の専門性の高さや、会社全体の雰囲気の良さを感じました。

他にもデジタルマーケティングの会社は何社か受けていましたが、顧客志向というよりは売上や目標達成意識が強く感じられたり、コンサルタント職としてのあるべき姿のイメージが自分の考えと合わないこともありました。eAはデータを扱う分野の専門性もありつつ、顧客に丁寧に対応していると思い、選考を通じて触れ合った人となりからもこの先一緒に働くならeAがフィットする、と感じました。

入社後も印象は変わらず、決して小さくはない組織の中で自分たちの課題点を自覚しながら「ここをよくしていこう」という部分に少しずつ着手して前に進んでいると感じています。新しく入社される方も、「eAらしい温度感」のある人ばかりでコミュニケーションもスムーズにとれていると感じます。

一緒に仕事をしている人が喜んでくれると、私も嬉しい


――入社されて、最初はどのように仕事に慣れていったのですか?現在のお仕事についても教えてください 

入社後は、前職での経験を活かしながら先輩社員と一緒に案件にかかわり、商談に参加してお客様ともやりとりしながら、自然とディレクションを任せていただくようになりました。

新しい環境にジョインしているので自分で判断が付かないことは無理に進めずに、上長や先輩社員に確認しながら進めていく感じでしたね。

現在は、大手通信グループ企業様の案件を担当しています。UA(ユニバーサルアナリティクス)の運用を行いながら、最新版となるGA4(Google Analytics 4 プロパティ)の導入プロジェクトのプロジェクトマネジメント、ディレクションを行っています。クライアントの組織規模、利用ユーザーも多く、要件のヒアリングから施策の取りまとめ、調整などを丁寧に行う必要がありますが、定例会やプロジェクト管理ツールでの課題管理でコミュニケーションを取りながら進めているところです。

――個々の経験に合わせて任せてみる、というのはeAのひとつのやり方とも思います 

そうですね。当時同じタイミングで入社した方もいなかったですし、案件内容もお客様によって異なるので、周りと違うという比較材料がない分、「とにかく目の前の業務をやるだけ」という状況でした。

具体的に「この案件からプロジェクトマネジメントを任せるよ」という流れでこそなかったですが、前職でもWebサイトの改善などで制作会社のディレクション経験はあったので、お客様とのやりとりの中で要件確認をし、チームメンバーに依頼をするなど、やることは前職と大きくは変わらず、違和感も特にありませんでした。

――どのような時にやりがいを感じますか?

単純かもしれないですが、一緒に仕事をしている人が喜んでくれると私も嬉しいです。お客様から、「こういうことをやりたいんだけど、できるかな?」とお話を頂いて、自らの考えを持ちながら社内の商材に詳しいメンバーともディスカッションして、「これだったらできそうです」と提案した結果、欲しいデータが取れたりユーザー行動の可視化ができて、お客様のビジネス施策に繋がったときはやりがいを感じますね。

もし、希望通りにできなさそうなときは「このやり方だとできないのですが、こういうやり方ではどうでしょうか?」と別の提案をするなど、コンサルタントの仕事はクライアントの目指すゴールに向かって道すじを作り、導いていくような役割かなと思っています。

――別の提案をするには、課題の本質を認識している必要があると思うのですが、お客様とのやりとりやディレクションの業務で大切にしていることはありますか?

コミュニケーションをしっかり取ることでしょうか。

お客様が何を希望しているのか、eAでは何ができるのか、しっかり的を射たコミュニケーションを重ねていって、お客様との信頼関係が作られます。角度や切り口を変えて、やりとりをしていくことが大切だと思っています。

お客様によっては組織の規模が大きく、先方から更に関連する先様にご確認を頂く場合もあります。GA4(Google Analytics 4 プロパティ)の移行など期日のある大きなPJTの場合、期日内にPJTを遂行するために余裕のあるスケジュールを組むことも大切ですが、いつどういったご相談にも対応できる様、筋の良い案や考えられる選択肢を常に用意し続けることが必要だと思います。

ひとつの生活サイクルの中で仕事と子供に向き合う


――鈴木さんは産育休を経て復職されていますが、お仕事とご家庭の両立のコツや意識されていることはありますか? 

子供が小さいうちは発熱や保育園送迎時の対応に手間取るなど、イレギュラーが発生しがちです。なので、予定通りに事を進めようと思いすぎないことが大事かなと思います。

予定が狂ったときにイライラしてしまうと軌道修正に時間がかかりますし、自分自身にストレスが溜まってどこかにゆがみが出てしまいます。家族の協力も不可欠なので、どちらかに任せたり、やること自体をあきらめるなど、ゆとりを持つのも必要ですね。

成果や進捗の見える仕事のイレギュラーと、家庭でのイレギュラーは心持ちが異なりますが、特に意識的にオンオフの切替・切り離しはしていないです。

リモートワーク中心なので、最近も子供が風邪をひいて保育園をお休みをしている時は、家でお仕事をしながらお昼ごはんの用意をするなど、ひとつの生活サイクルの中で仕事と子供への対応をしている感じです。

会議の時などは仕事用の顔になっているかと思いますが(笑)日頃から「この人にはこう接しよう」と対応している分、普段通りに対応しよう、と無意識に見せる部分を変えられているのかもしれません。

――フルタイムから時短勤務に変わって、お仕事の変化はありますか? 

復職直後は担当顧客を絞って、徐々に対応していくという感じでした。復職した頃はまだ感染症もなかったので出社していたのですが、リモートワーク中心となってからはお客様先に出向く会議はなくなりました。オンライン主体の会議を希望されるお客様が多かったこともあり、違和感なく業務に入っていくことができました。自分がやりたい・伸ばしたい方向について上長と話し合って進めていくので、極端な配置転換や希望外の仕事をすることもなく、業務に慣れるまでにそこまで時間もかからなかったと思います。

大変だったのは、出産を経て体型も変化したので、着ていく服の準備でしょうか(笑)お仕事面は「心機一転」と考えていたので大きな不安はありませんでした。eAは子育て世代の方が多く、他の時短勤務のメンバーの様子を見て、時間になったら切り上げて帰るしかない、という割り切りはしていました。打ち合わせ時間を退勤より前に設定頂いたり、「移動はあまりない方がいいよね」、と体調面を気遣ってもらうなど、同じ部門のメンバーに支えてもらいながら徐々に復帰することができたと思います。

子育てしながら業務ができているのは、家族の協力のおかげもあると思っています。夫婦どちらかの両親など、子供を預かってほしい、保育園のお迎えをお願いしたい、となった時にお願いできる先があることは心のゆとりになります。もし、頼る先がなかったら追い詰められてしまい、違ったマインドになっていたかもしれません。

いざイレギュラーが起きた時、会社側でも「その環境ならこうすればいいかも」、「こういうやり方であれば会社としてもこうできる」とすぐに動いてくれて、相談のしやすさを感じています。

――リモートメインの勤務になって生活や仕事に変化はありましたか?

毎日のことなので、自宅の作業環境を整えた方がいいかなと思いました。

もともとワークデスク・ワークチェアやモニターは自宅に揃えてあったので、会社PCを接続するだけでオフィスと変わらない状態を作れたのは良かったです。通勤時間が無くなり約2時間が浮いたことから、子供の保育園の送迎時間や勤務時間の確保が容易になりました。その分運動不足になっているのは間違いないかなと思いますので、そこは改善の余地ありですね(笑)

お客様とのやりとりは以前からメールが中心ですが、社内の給湯スペースなどで雑談のような「今日の出来事」を話すきっかけを作るのは難しいなと感じています。対面でちょっと声をかける、という機会が減った分、定例の時は最初か最後の5分が雑談タイムに自然となっています。とはいえ、定例は決まったメンバーなので、他の事業部の方との交流など幅を広げていくのはどうしても難しいですね。

――リモート環境ですと業務で部門以外の方とのコミュニケーションは難しいですよね。広報チームとしても、全社イベントなど機会をつくっていきたいと思います!
社員に寄り添うこと、イレギュラーへの向き合い方などお聞きしてきましたが、鈴木さんにとってeAに合う方はどんな人だと思いますか?

人のために何かしたい、貢献することに喜びを感じる人は合うのではないかと思います。自分がこれをやりたい、成し遂げたい、という志ももちろん大切ですが、クライアントワークにおいて、「お客様のために何ができるのか」を主体的に考えて行動する、というスタンスだと親和性は高いと思います。

よりWebの専門性を深め、デジタルマーケティングでの顧客貢献を軸に転職された鈴木佳美さんにお話をお聞きしました!eAでの仕事や働き方に興味を頂けましたら、ぜひ以下の記事もご覧ください。

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