
アカウント戦略本部 マーケティングプロデューサー 今村さん(2025年時点 中途入社5年目)

入社5年目の今村さんは、北海道の旅行情報誌の会社で課題解決型の法人営業として活躍後、イー・エージェンシー(以下、eA)に入社しました。現在は営業としての役割に加えセールスイネーブルメントにも携わっています。変化の激しいIT業界で挑戦し続けられるモチベーションとeAで働く魅力について伺いました。
お客様の課題解決に奔走した前職時代。芽生えたデータ分析とマーケティングへの想い
――eAに入社される前のご経歴を教えてください。
新卒で北海道の旅行情報誌の会社に入社し、お客様の課題解決に深く関わる法人営業を担当していました。単に広告を売るのではなく、お客様の「ありたい姿」を実現するコンサルティングに近い役割でした。
提案の際には自社で保有する膨大な予約データなどを分析し、根拠のある企画を立てることを徹底していましたが、当時は専門知識がなく独学でスキルを磨くしかありませんでした。次第に、「もっと顧客の力になるために、専門知識を身につけたい」という想いが強くなり、退職して1年ほどWebデザインとプログラミングを学びました。

改めて転職活動を始めた際にエージェントさんから強く勧められたのがeAです。Google アナリティクス 360の導入実績がトップクラスであると知って興味を持ちました。業界で実績のある会社で働きたい、という気持ちも強かったですしネームバリューが営業活動に大きな影響があることも仕事を通して実感していました。
――eA入社の決め手はどのようなところですか?
最終面接でお会いした甲斐社長の言葉です。ありがたいことに複数社から内定をいただいていたのですが、甲斐社長の「信頼しているeAのメンバーが最終面接まで通してくれたので僕が口を出すようなことはないけど、今村さんにとってeAを良い環境と思ってくれるならぜひ来てほしい」という言葉が心に響きました。
その一言で、社員一人ひとりを信頼し、裁量を持たせてくれる会社なのだと伝わってきました。「おもてなしを科学する」というスローガンも、この社長の元であれば本当に実践されているのだろうと感じられました。
――入社してみて、その印象は変わりましたか?
良い意味で変わりません。「社員を大事にしてくれる会社」という印象を今も日々感じています。仕事面では、ボトムアップで「やりたい」と手を挙げれば、積極的に挑戦させてくれます。
また、ライフステージの変化に柔軟な点も魅力です。母になってから、この会社のありがたみを一層感じています。フレックス制度はもちろん、何よりも周囲の理解があります。子育て中の社員が多く、急な休みにも「お互い様」という雰囲気で支え合えるのは、本当に心強いです。
最先端の挑戦がお客様への貢献になる。eAの営業だからこそのやりがい

―― 現在のお仕事について教えてください。
新規のお客様に向けたGoogle アナリティクス 360のライセンス販売や、データ活用支援の提案がメインです。それに加え、展示会などのリード創出業務や、営業組織全体のスキルアップを目指すセールスイネーブルメントにも携わっています。セールスイネーブルメントは、属人化しがちな営業スキルを仕組み化する取り組みです。OJTを通して経験値を重ねていくことも大切ですが、今は時間や教育担当のリソースにも限りがあります。セールスイネーブルメントでスキルを棚卸して再構築・横展開することで「なぜ受注に繋げられたのか」の理由や最適な提案方法も見えてきます。自分の受注確度を上げるだけでなく、組織全体のスキルアップに貢献できるのは、すごく楽しいですね。
―― eAの営業職ならではのやりがいは何でしょう?
日本を代表するような大手企業様を、データ活用の最先端でご支援できることです。そうしたお客様の事業成長に深く貢献できる経験はeAならではだと感じています。
また、変化の速い業界で常に新しい技術をキャッチしてすぐにお客様への価値として還元できることにも大きなやりがいを感じます。それは結果的に、自分自身の市場価値を高めることにも繋がります。最近ではAI技術を活用した新しいソリューションの活用についてお客様にご提案させていただく機会も増えました。これまでほとんど前例のないことにトライしていく難しさと楽しさを、日々感じています。
――挑戦を続けられるモチベーションは何ですか?
お客様でもチームメンバーでも、目の前の人の役にたてることが純粋に嬉しく、最大のモチベーションです。もともと未知のことでも「まずはやってみる」という気質で、「未経験」であるだけで「これはできない」とはあまり考えません。昨日までわからなかったことを理解できるのは楽しいですし、それがお客様の成功やメンバーの成長に繋がったりすることに喜びを感じます。私が勉強して得た知識からお客様に提供できるソリューションを増やして、常にお客様の事業成長にひとつでも貢献できる存在でありたいですね。
――周りのメンバーも同じような方が多いのでしょうか?
そうですね。活躍している人は、膨大な量のインプットを楽しんでいる方が多いです。専門分野や扱うプロダクトの情報だけでなく、SNSや世間で話題になっていること・時事ネタはもちろん、「動画配信サービスで、あの映画観たけど面白かったよ」「この本いいよ」と教えてくださったり、話題がとにかく豊富なんです。また、自分の仕事はここまで、と線引きせずにお客様の課題に向き合い、積極的に周囲を助ける方ばかりで、私もそうなりたいと感じます。

ビジネスゴールに寄り添った提案をできることが求められている
――リモートとオフラインでの商談の違いは感じますか?
オンラインは移動時間がなく、相手の時間を無駄にしないメリットがあります。一方で、信頼関係を築く上では、オフラインで対面することの重要性を感じています。100回のオンラインと1回のアポイントでは、心の距離の縮まり方が異なると思います。何気ないやりとりからお人柄に触れ、課題の本質を知るチャンスも増えますね。

――eAの営業担当としてどのようなことを求められていると感じますか?
何かを売るという意識ではなく、お客様のビジネスゴールに寄り添う提案と伴走ができることだと思います。的確な提案を確度高く行うためには、お客様と共通認識を持つためのヒアリングやコミュニケーションを行ったうえでの提案が必要です。お客様の状況を深く理解し、最適な提案をするためにも、日々のインプットが重要だと感じています。
インプットを楽しめることと”GIVE”の精神がある人はeAに合うと思う
――最近はどのようなインプットをされていますか?
今期から全社でGeminiが導入されたので日々活用しています。例えば、展示会でご来場いただく多数の企業に向けたパーソナライズメールの作成に活用したのですが、実際に会場に来てくださったお客様から「”データ統合”とメールに記載があったのですが、ちょうど困っていて」と言っていただきアポイントに繋がりました。会社全体で最新技術に前向きで、社員にトライ&エラーさせてくれる環境が、やりがいに繋がっています。
※Gemini:Google社のマルチモーダルAIモデル

――今村さんがeAに向いていると考えるのは、どのような人ですか?
2つの素質があると思います。
1つ目は、変化や新しい知識をインプットすること自体を楽しめる人です。 この業界は変化が速いので、常に学び続ける姿勢が欠かせません。eAには自発的に学べる環境や風土があるので、それを楽しめる方が合うと思います。
2つ目は、社内外問わず、得た知識を還元したいという”GIVE”の精神を持った人です。 相手の期待を常に少しでも超えようと努めることで、信頼関係は強くなります。「課題の本質を見極めて最適な提案を行う」というスタンスにも繋がると思います。

――これまでの経験が、今の仕事に繋がっているのですね
そうですね。相手の状況が好転していくのが分かるととても嬉しいです。学生時代は塾講師のアルバイトをしていたのですが、その生徒にあった学習計画をたてるんです。目標に向かって伴走している生徒が日々成長して、表情が変わっていくのは嬉しかったですし、今の課題解決型営業の原点かもしれません。eAには、 自分の知識や経験を惜しみなく共有し、チームで成果を出そうという文化が根付いていると思います。
営業として入社し、チームでも個人でも新しい領域に挑戦し続ける今村さんにお話を伺いました。eAでの仕事や働き方に興味を頂けましたら、ぜひ以下の記事もご覧ください。
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