営業部 アカウントエグゼクティブ 渡邊さん(2023年時点 中途入社4年目)
中途入社4年目の渡邊さんは、バンド、Web制作でのご経験を経て、現在はイー・エージェンシー(以下、eA)でアカウントエグゼクティブ(以下、AE)として活躍しています。突然の新型コロナウィルスの蔓延やリモートワーク、商材の切替など、入社直後に連続する変化を乗り越えてきたこと、お仕事のやりがいなどをお話頂きました。
日本で最先端のデータビジネスを経験できると考えた
――eAに入社する前のご経歴を教えてください。
大学時代に結成したバンドでメジャーデビューし、活動していました。バンド解散後はフリーターや派遣社員をしながらバンドのライブ動画を撮影・編集・配信するサイトを立ち上げたところ、前職の社長に声をかけていただき、入社しました。そこでWEB制作を始めとした、印刷物や映像などのクリエイティブ制作に携わりました。その間にデータに関わる仕事に興味を持ち始め、転職Agentさんの紹介でeAを知りました。
――eA入社の決め手になったポイントはどのようなところですか?
データを扱う事業を長く展開していて、リセラーとしても多くの契約数を持っているということで、日本のデータビジネスの最先端を経験できると考えました。
米大手企業であるGoogle社がどのような考えで動いている企業なのかも興味があり、仕事術などの本も読んでいました。eAはリセラーとして最も近いところでビジネスをしているので、そこからGoogle社の仕事の様子や進め方・考え方も学べるのではないかと思ったんです。また、面接官の方から感じる会社の雰囲気や、甲斐社長のお人柄も印象的でした。
緊張していたのであまり具体的なエピソードを思い出せなくて申し訳ないのですが(笑)緊張感のある雰囲気の中でもにじみ出る安心感というか、柔らかい空気だったのを覚えています。海外ビジネスの展開や、eAも元は前職と同じWeb制作会社であったことなどを話していただきました。自分が経験してきたWeb制作の現場を知っていることや、そこから先を見てデータビジネスに転換した結果が今のeAに繋がっていると知り、自分と似た経歴のメンバーが活躍していることと、上から目線のようで恐縮ですが、先見の明を持っていると感じました。
最終面接後に、一緒に働く部門メンバーとの面談も設けていただき、忙しい時期の残業時間なども教えてもらいました。入社前にイメージがクリアになったのはありがたかったです。
最先端をキャッチしていく仕事で、早く戦力になりたかった
――ご入社後すぐに コロナの流行やそれに伴うリモートワーク、さらにGoogleアナリティクス 4プロパティ(以下、GA4)のリリースなどあらゆる変化があったと思います。どのように仕事に慣れていったのでしょう?現在のお仕事についても教えてください
初めは、とにかくわからないことだらけでした。コロナが流行する前は出社していたので、部門メンバーと関係性を深めようと、ランチに行くようにしていました。入社して2ヶ月目でコロナが蔓延し始め、まだ顔と名前が一致しないメンバーもいる状況の中、リモートで業務知識の学習を進めるのは中々にしんどかったです。当時の上長と週次でミーティングを設定してもらい、商材について質問・確認させてもらいながら、オンライン上でのやりとりを経て徐々に身に付けていきました。
現在は大手のアパレルメーカー様やコスメメーカー様など複数案件を任せていただいています。GA4への導入移行プロジェクトの最中なので、要件定義が必要な場合は毎日打ち合わせを行うこともあり、特にこまやかなコミュニケーションが必要なフェーズだと思っています。
――Web制作をされていたとはいえ、人間関係もできていない中でゼロベースから業務キャッチアップしていくのは本当に大変だったと思います。支えやモチベーションになったものは何だったのでしょうか?
就職して間もない若手社員のような言い方かもしれないですが、「早く一人前になりたい」という気持ちが強くありました。私たち営業からお客様に商材のアップデートの情報を報告する必要もあり、自分が最初に最先端をキャッチしていく仕事だと思っています。安心してお客様に任せてもらえるような「戦力になりたい」という気持ちと、自分は今データ事業の最先端の業務をやっている、ということがモチベーションに繋がっていました。
――商材のキャッチアップでこれはよかったな、という取り組みは何でしょうか?
座学の様に勉強していたこともありますが、やはりお客様との定例会やミーティングで実際使われている言葉を調べ、その場で吸収していくことが1番効率的でした。今実際に使われているワードについて知ることで、案件の状況やお客様が抱えている課題をより深く知ることができるからです。
つい最近入社したメンバーにも、今日やったことのリストの他に、「わからなかったことリスト」を作って記入してもらい、終業前の夕会の場で私たち先輩社員がリストを見ながら解説しています。メンバーが自分で調べた内容も記載してもらいますが、社内外の打ち合わせなど実際の現場ではこういうニュアンスや使い方をしている、といった説明をします。
新しく知ったことが現場でどのように使われているかを知ることで、その知識が自身の血肉になっていくと思うので、現場で学ぶことも自ら調べることも、どちらも必要だと思っています。
――知識が活きているな、と実感する時はどんな時ですか?
ここ半年くらいでしょうか。これまで点と点だった知識が線として繋がったなと感じる時があります。具体的には、お客様のヒアリングをした際、「口頭ではこう説明しているけれど、本当の課題はこういうことかな?」と考えたり、先方からどんな意見が出るかを見越して、予め良い案を考えられることが増えてきたと思っています。
顧客や案件の悩みがどこにあるのか、最初にキャッチするのは営業
――課題の本質を見極めることは、やりがいにも繋がっていくと思います
そうですね。お客様のお悩みを解決できたときは、とてもやりがいを感じます。課題をしっかり理解することで、リスクを事前に察知して回避することもできると思いますし、自分の動きによってプロジェクトを前進させることができると嬉しいですね。
顧客の悩みを解決するといっても、その悩みが何なのかわからないと動けない。本当の悩みは一体なんなのかを考え、そこを解決するように動く必要があると思います。
顧客に限らず、社内でのやりとりでも相手の話や質問の意図・会話の着地点を考えたりします。こうしてインタビューを受けている今も、こういうことが聞きたいのかな?と考えています(笑)
――ありがとうございます(笑)Google マーケティング プラットフォーム(以下、GMP)のツール導入後もGMP コンサルタントやサービスサポート(以下、SS)のメンバーと連携して業務されていますが、具体的にどのようなやりとりなのでしょうか?
基本的には営業担当から案件の状況・課題感などを各メンバーに共有しますが、お客様から問い合わせを受けたSSメンバーから「こういう問い合わせがきているけど、背景を知っているか?」といった確認をもらうこともありますね。
お客様から頂いた案件の課題感が明確な場合は、GMP コンサルタントメンバーにも打ち合わせに同席してもらい、要件を詰めて見積を作っていきます。
とはいえ、案件の温度感や予算感、お悩みがどこにあるのかなど、最初にキャッチするのは営業です。そういった業務に繋がってくるところの情報は、営業が意識的にGMP コンサルタントやSSメンバーに伝えるようにしています。
変化を愉しめる人はeAに合うと思う
――2020年の最初の緊急事態宣言後、即リモート体制になりましたね
eAのリモートワーク導入のスピードは速かったですね。セキュリティ対策など色々大変だったと思いますが、状況に応じて体制をすぐに整えられるのはすごいなと思いました。
私たちが提供しているGMPのツールは頻繁に更新がありますし、顧客の市場も固まっていません。なので、外的要因に限らず元々が変化の多い業界だと思っています。だからこそ、その変化を愉しめる人は、eAにも合うのではないかなと思います。
――リモートワーク体制も落ち着き、現在は9割以上の社員がリモートメインで業務していますが、リモート下で意識していることはありますか?
相手のスケジュールを押さえて話をする時間を予め確保することでしょうか。日頃の共有、やりとりが非常に重要になるので、会話の時間を大切にしています。出社の時のように隣で「ちょっといい?」と声をかけることはできないので、話をする時間も事前にとっておく必要があります。対面で話す時はあえて雑談をしたり、Slackなどテキストベースでのやりとりでも、しょうもない一言を添えてみたりしてコミュニケーションのフックを作っています。
――リモート体制で通勤などの時間が空いた分、趣味に充てる方も増えました。ギターがご趣味とお聞きしましたが、魅力はどんなところですか?
ギターは中学時代に始めたのですが、少しずつ好きな曲を演奏できるようになっていくのは楽しいですね。ギターは楽譜が読めなくてもコードを見て指で押さえる所を真似れば、徐々に弾けるようになります。昔、器械体操もやっていたことがあるんですが、練習して技ができると嬉しかったです。
技術を少しずつ自分の身体に落とし込んで、できなかったことができるようになっていくのが好きなのかもしれません。最近はアコースティックギターもよく弾くのですが、もっと勉強したいですね。
優先順位を明確にすることで、すべきことはわかってくる
ー渡邊さんも転職ご経験者ですが、転職活動で大事なことは何でしょうか?
月並みな言い方ですが、自分にとっての優先順位を明確にすることでしょうか。転職して何を得たいのか、達成したいのかを明らかにすることで、自ずとやるべきことはわかってくると思います。
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