カスタマーエンジニアリング部 アプリケーションエンジニア 大場さん(2022年時点 中途入社2年目)

中途入社2年目の大場さんはシステム系のIT企業からイー・エージェンシー(以下eA)に転職。

現在はクラウド事業本部にて自社サービスのプロダクト開発の管理を担っています。

今回は大場さんになぜeAに転職したのか、転職して気づいたeAの魅力は何か。大場さんならではの価値観でお答えいただきました。

自己成長とプライベートの充実、両方を叶えるためeAに入社


――eAに入社する前の経歴を教えてください。

私は、社会人になった10年ほど前からITの世界に身を置いていました。SESの出向社員として2,3社ほどの企業に常駐し、主にPHPなどの開発に携わり、その後は越境ECサイトのシステム開発を行うWEB会社に転職をし、開発を担いながらチームのマネジメントなど、幅広い業務を5年半ほど担当させていただきました。その後、再び転職活動をしeAに入社して現在にいたります。

――転職を考えたきっかけを教えてください

自分のスキルをさらに高められる環境に飛び込みたいと思ったからです。前職も入社5年目という節目を迎え、共に自己研鑽していく仲間が減ってきた感覚がありました。年齢も30代後半ということもあり、環境を変えてステップアップするなら今だと考え、転職活動をすることにしました。

――eA入社の決め手になったポイントはどこですか?

新なスキルを磨けることを転職の軸にしていて、技術的なところでは将来的なことを考えPythonという言語とGCP(Google Cloud Platform)を扱った仕事がしたいと思っていたのですが、eAはどちらの技術も積極的に扱っていることは大きな決め手でした。

また、私は趣味が多く、プライベートの時間も大切にしていきたいと考えていました。eAではリモートワーク中心であり、ワークライフバランスを重視していることを選考で知りました。仕事とプライベートを両立させ、勉強も趣味も、自分のやりたいことを実現できると感じました。

仕事で大切にしているのは相手を信頼して任せ、感謝すること


――eAではどのような業務をしていますか?

現在は自社サービスである「DATA CAST(データ キャスト)」というCRMツールの開発をしています。

と言っても私自身はガリガリ開発をしているわけではなくて、プロジェクトの進行や管理、サービスアドバイザーのメンバーとの調整など、開発がスムーズに進むようにマネジメントするのが主な業務です。3名ほどのサービスアドバイザーの方と、外部のパートナーを含めて6名ほどの開発チームの方々と連携しながらプロジェクトを回しています。

――エンジニアとして、やりがいや成長を感じるのはどんな時ですか?

スキルアップをしたいと思っていたPythonとGCPの技術は、業務の過程で日々成長を実感しています。

実務の中でキャッチアップをしつつ、インフラ担当のエンジニアと連携して知見を深めています。自分自身で調べることもしますが、ひとりの力では限界があるので、知見のあるメンバーと実務で基盤を整えながら、今後も裾野を広げていきたいと考えています。

開発したサービスが、リリース直後にクライアントに使って頂けたり、サービスアドバイザーのメンバーからユーザー数が増えたことを共有してもらえるなど、反響があるととても嬉しいですね。エンジニアは、得意なスキルを伸ばしていきたい方と、幅広いスキルを得たいという方がいると思いますが、そのいずれも叶う環境がeAにはあると思っています。

――チームや組織をマネジメントする上でのポイントや意識していることを教えてください。

「任せること、その上で感謝をする」ことです。自分がマネジメントをする上で常に意識していきたいことです。

時には任せた人が間違えてしまうこともあるし、もちろん私自身も間違える時だってあります。安心して間違えることができる関係性を持ちつつ、ただその度に「ここはこうした方が良さそうだね」と、議論の中で解決していかれる、そんなルーティンを続けられるような仕事をしたいと思っています。

また、リモートワークが中心のため、こちらからこまめに声をかけたり、ZoomでのMTGの時はきちんと顔を出すなど、お互いに話しかけやすい雰囲気であるように心がけています。出社する時もタイミングを合わせるなどして、いざ話しかける時に思いとどまらないような空気感、きっかけを残しておくように気を付けています。

――仕事をする上で一番大事にしていることや価値観、またその理由も教えてください

積極的に議論することです。臆さずに議論をすることで、結果的に信頼と感謝が結びつくと考えています。私自身、過去に1人で開発をしていたこともありましたが、なんとなくそれは仕事ではないと感じていました。そこから何かを生み出せるかと考えたらモチベーションが保てず、自分なりに考えた結果、「誰かと関わって、その人を喜ばせたり助けたりできること」が大切にしたい仕事のイメージだと考えました。

自分が良いと思っているものも、他の人にとってはそうでもなかったり、もっと良い案があることがあります。コミュニケーションを通じてそういう部分は明らかになっていきますし、より良いやり方や案を生むきっかけとしても、議論は大事です。そのためには、互いに尊重し合いながら、率直に意見を言い合う必要があります。

もちろん時には意見が対立して喧嘩になってしまうこともあるかもしれませんが、最終的にいい結果を生み出し、お互い「よかったね、ありがとう」と感謝ができれば、その後の仕事でもより良いコミュニケーションが取れてパフォーマンスも上がると思います。そう言った機会を増やしていくために、私のチームでも遠慮や制御をせず、積極的に議論できるような場を作っていきたいと考えています。

自立して意見を出しあえるeAの個の強さ

――入社してわかった組織風土やカルチャーがあれば教えてください。

個々がしっかりされている方が多いことに驚きました。一緒に仕事をしているサービスアドバイザーのメンバーが、システムのことについて理解しようとする姿勢も素晴らしいですし、エンジニアの方々もそれぞれがスキルを持ちながら自立して仕事ができていて、システムやサービスについて意見を出し合えるところが、会社としてとても良いカラーだなと思っています。

チームのメンバーが一緒に考えてくれるので、自らコミュニケーションをとり、「まずやってみよう」と動ける方は、eAは合うと思います。

――eAはプライベートの時間も大切にしている方が多い印象ですが、大場さんも趣味やスポーツの時間をしっかりと取っていると伺いました。休日はどのように過ごされていますか?

地元のチームに所属して週1でバレーボールをしています。また、「躰道」という空手から派生した武道を習っています。他にはピアノ教室にも通っていて、月に1度レッスンを受けています。1年に1度行われる発表会では、子供たちに混ざって私も参加しています。土日はほとんど家にいないことが多いですね(笑)

――オンオフ切り替えのコツやポイントがあれば教えてください。

今はリモートワーク中心ですが、仕事で思い詰まったことがあれば散歩に出てリセットしてまた戻るなどして切り替えています。私の場合は体を動かすことでオンオフの切り替えになっているので、プライベートでも体を動かすことが多いです。

――オフの時間にやりたいことがあっても中々実行できない方も多いと思いますが、大場さんのようにアクティブに複数の趣味を楽しむ方法はなんでしょうか?

いいな、と思ったらあまり深く考えず、すぐにやってみることだと思います。趣味などの場合、続かないかもしれないと思って始められないこともあると思いますが、それは単純に向かなかっただけだと思うので、まずは行動してみることが大事だと私は思います。

理想に向かって、目の前のことに熱量を100%注ぐ

――今後の目標やビジョンについて教えてください。

率直に言ってしまうと、今のところビジョンとして掲げているものはないんです。というのも、私の今までもそうなのですが、目の前のことに常に100%の熱量を注ぐようにしていて、その結果誰かに認めていただいたりステップアップできてきました。

なので、「いついつまでにこうなる」といった具体的なビジョンははっきりと決めていないのですが、自分がなりたいと思っている理想の状態を目標に掲げながら仕事をしています。

――どのような状態が大場さんにとっての理想ですか?

SES社員として出向していた時に出会った、今でも尊敬しているエンジニアチームリーダーです。

その方は基本的にマネージャー層と掛け合ったり、指示を出す役割を担っていて、上の方からは「絶対に手を動かすな」と言われていたのですが、ある日私が作業で行き詰まった時、手を貸してくれたとことがありました。もの凄いスピードで解決していくのを間近で見て、「こんなに技術や決断力を持っているのに、手を動かしてはいけないと言われるくらい、この人は会社から認められているんだ」と衝撃が走りました。

この人が後ろで守ってくれているから、みんなが安心して働けているということに気付き、この人のような存在になりたいと思うようになりました。

人を動かすことは難しいですが、一人ひとりの力というのは微々たるもので、せっかく仕事をするのなら、ひとりで完結するものをやっていてもつまらないと思っています。相手を信頼し、任せ、感謝をすることを大切に、目の前のことに取り組んでいきたいと思っています。

今回は、自己成長とプライベートの両立を求め、転職された大場さんからお話を伺いました。eAでの仕事や働き方に興味を頂けましたら、ぜひ以下の記事もご覧ください。

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Marketing Producer

Tsunenori Henna

Application Engineer

Haruka Kawate

データコンサルティング部 コンサルタント 濱村さん(2022年時点 中途入社10年目)

イー・エージェンシー(以下、eA)データ事業本部のコンサルタントとして活躍する濱村さんは、中途入社して現在勤務10年目です。

体育大学から雑貨屋でのアルバイト、そしてWeb制作業の道へ。東京から九州への移住など、さまざまな方向転換を経てeAに辿り着いた濱村さんに、仕事をする上でのモットーやリモートワークだからこそ大切にしている価値観などを語って頂きました。

独学でWebデザインを修得、地元九州で働くために転職を決意


――eAに入社する前の経歴を教えてください。

大学卒業後、紅茶や雑貨で有名な大手販売店でアルバイトをしていました。もとは体育大学出身の体育会系なのですが、スポーツ以外のいろいろな事を経験したいと思い、接客の仕事を選んだんです。

社員になるつもりで4年間働いたものの、次第に地元の九州に戻りたいと思うようになりました。

そのためには、場所を選ばずにできる仕事をする必要があると考え、手に職をつけるためにまずは独学でWebの仕事について学びました。そして友人に紹介してもらった自社ECとWEB制作を事業とする会社に就職し、WEBデザイナー兼、ディレクターを務めました。

――eAとの出会いを教えてください。

前職に6年ほど勤め、Webの仕事のスキル基盤を固めた後、地元九州に戻る決心をしました。それにあたって九州での仕事を探すことになったのですが、移住の準備と転職活動を同時に進めるのはかなり大変でした。

移住の準備中はまだWeb制作会社の仕事を続けていましたので、そう何度も九州に足を運ぶことはできません。そのことを転職エージェントの方に相談したところ、eAを紹介してくれました。eA自体は九州に拠点はなかったのですが、九州での仕事があり、かつ東京で面接ができるということで、面接を受けることにしました。

――eA入社の決め手になったポイントはどこですか?

やはりリモートで働ける点が一番大きかったです。当時は今と違ってリモートで働ける会社が全然ありませんでしたから。

また、eAを通じてさまざまな企業の仕事に挑戦できる点も魅力的でした。いろいろなノウハウを持った現場に身を置いて知見を深めることが、自分のスキルを磨くことに繋がると感じたんです。

いざ働いてみたら実際そのとおりで、アルバイト時代に思い描いていた「地元にいながらにして、手に職をつけて、場所を選ばず働ける」という理想を実現できていることがとても嬉しいです。

リモートで仕事ができるのは、関わってくれるすべての人のおかげ


――入社から現在までのお仕事について教えてください。

最初の3年ほどはeAを通じて、福岡のとある代理店に出向していました。単品通販のダイレクトマーケティング部門でのWeb制作業務です。その案件が終了してからも九州を離れることなく、7年間リモートで東京本社のメンバーと連携し、制作やデータコンサルの案件を請け負っていました。

現在はeAのデータ事業本部で、コンサルタントという立場でお仕事をしています。

担当するお客様は様々で、主にお客様の成果向上に繋げる為のABテストの実施と、データ分析業務がメインです。eAに入社してすぐの出向先で、まさに単品通販のABテストを専門でやっていたので、その頃の経験を活かしつつ、日々トライアンドエラーで奮闘しています。

――仕事の達成感や喜びをどういった時に感じますか?

シンプルですがお客様の「役に立てた」と思えた時、達成感を感じます。
分析やABテストなどやってきたことがお客様のビジネス成果や業務改善に繋がって、それをお客様に喜んで頂けるのが私自身の喜びでもあります。また、長年お付き合いのあるお客さまから、「濱村さんがいてくれて、本当に助かっている」と、丁寧なお礼のお言葉を直接頂戴しました。お声掛けを頂いたこと以上に、お客様が頼りにしてくださっているのを実感できたことが本当に嬉しかったです。
売上や指標ももちろん大事ですが、誰かに喜んでもらえることをするのが仕事の醍醐味ではないでしょうか。
お客様の役に立ちたいと考えながら働くのが、すべてをよい方向に向かわせる秘訣だと私は信じています。

――仕事をする上で、特に意識していることはありますか?

とにかくわかりやすく伝えることを意識しています。実は私は、喋ることがあまり得意ではないんです。しかし、不得意だからといってなんとなくで話をすると、無駄なやり取りの回数が増えてしまいます。なので、自分の意図をわかりやすく伝えることと、少ない回数でも濃密なコミュニケーションを取るように心がけています。

このほかにも、一つひとつの作業を丁寧に、できるだけ無駄なくできているかは常に気にかけています。お客様や仕事を依頼するパートナーさんは、Web以外にも商品企画や売上面などの業務を抱えていて多忙です。なので私とのやりとりでは、無駄を最小限に抑えたいと思っています。メールもなるべく伝わりやすい文章にしたり、データの話は図式化して確認したり、ひと手間を加えるだけで、コミュニケーションは円滑に進みます。そういった細部にこそ手を抜かないよう気をつけています。

――リモートワークを経験してみていかがでしょうか?

福岡にいながらにして、ほかの地域の仕事ができるのが非常にメリットだと感じます。特に新型コロナウイルスの影響もあって、この1、2年で環境が大きく整えられました。むしろコロナ以降のほうが、社内外ともにコミュニケーション量が増えた印象です。
打ち合わせの際も以前はオフィス勤務のメンバーだけで済ませていて、そういった場に私がリモート参加することはありませんでした。ですが今はリモート業務が当たり前になりつつあるので、私のようなリモートのメンバーもオンラインで打ち合わせに参加できます。
全社的なリモートワークの普及のおかげでコミュニケーションが増え、私自身も明らかにインプットが増えましたし、会社への帰属意識も更に増したように思います。

――リモートワークを円滑に進めるコツがあれば教えてください。

リモートワークは、お客様や社内のメンバー、また家族など、多くの方の理解と協力がないと成り立たないと私は思っています。だからこそ、感謝の気持ちを抱き続けることが大切だと感じる毎日です。

そもそも、仕事は自分1人では成立しません。仕事を進めるには多くの人の力を借りる必要があり、自分の見えないところや気付かないところで、たくさんの人が関わってくれています。

それに対し常に感謝の気持ちを持つことが、仕事や人間関係を円滑に進めるコツではないでしょうか。

eAのメンバーは困っている人がいたらすぐに手を差し伸べる、協力意識の高い人が多いなと感じます。

以前私のPCが急に壊れた時も、東京から迅速な対応をしてくれました。そうやって別部署の人もSlackなどを通じてサポートしてくれますので、本当に有難く恵まれているなと感じています。

eAの仕事で大事なのは「とにかく人の役に立つこと」


――eAで働くにあたってのポリシーや、大事にしている価値観などがあれば教えてください。

先ほどのお話と少し重なりますが、一番は「誰かの役に立つこと」です。入社から3年経った頃、仕事が自分のキャパを超えてしまい辛くなった時期がありました。今振り返ると、自分の力量やスキルに悩み、将来が不安になった時期でもあったと思います。

その時いろいろ考えて出した結論が、とにかくお客様の役に立つことに集中しようというものでした。お客様の役に立つことで、売上や日々の業務の改善など何かしらの形でお客様のプラスに辿り着くはずだ、と。そうしてお客様に喜んでもらえることが、自分や会社にとってもプラスになるはずだと考えるようにしています。

仕事については、私はとにかく丁寧かつ誠実に進めることをモットーにしています。

これは、仕事が雑になり始めた時は自分のコンディションに異変が起きているという指標になるからです。作業がいつもより煩雑になってきたら、自分自身に何か問題が起きていると考えて省みるようにしています。

――eAの仕事に向いているのはどのような人でしょうか。

私自身は誠実な方と一緒に働きたいな、と思います。繰り返しになりますが、eAの社員は協力意識の高い人が多いです。

お客様に対しての誠実さはもちろん、社内スタッフや仕事を依頼したパートナーさんなど、すべての人に対して誠実でいることが大切ではないでしょうか。

持ちつ持たれつでこの仕事は成り立っていて、私も完璧ではないからこそ常に努力をしています。互いを尊重しながら人の役に立ちたい方に、eAは合うと思います。

今回は濱村さんに、リモートワークを円滑に進めるコツや働く上でのマインドについてお話を伺いました。リモートでの働き方やeAでの仕事、働き方に興味を頂けましたら、ぜひ以下の記事もご覧ください。

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Marketing Producer

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Haruka Kawate